🌞休業中

自閉症スペクトラムの息子と母④家族で県の障害支援センターへ!

当ページのリンクには広告が含まれています。

この記事は息子が自閉症スペクトラムの診断を受けるまで、そしてその時の葛藤を載せています。家族みんなで、戸惑っていたり、悩んでいたりした話です。発達障害と診断されて不安に思っている方、発達障害に関心があるの方に読んでいただきたいです。

子育てでストレスを感じて、周りと比べて、それで落ち込んでました。

でも、本当は人それぞれストレスへの耐性は違う、同じように仕事・育児をしているママはいるけれど、比べる必要はないんですよね。旦那さんの仕事や実家・義理の家の協力・自分の仕事内容・子どもの状況は人それぞれ違うから。

そうこの時に学びました。

目次

支援センターに連絡をする。

保育園との面談後、すぐに県の発達支援センターに電話をしました。担当を決めて折り返し電話をするとのことでした。

頭の中では、センターとの面談は3ヶ月その中で、医師との面談は6ヶ月ほどかかることがあると聞いていました。もう時間がかかるのはショウガナイ。この子の現状が知りたいと思いました。

自閉症スペクトラムの子育ては大変&辛い!!

私の心境は、発達障がい児の2~3歳の育児をしていたんだから、それで仕事で追い詰められていたから、それは自分の体調も悪くなるなーという気持ちでした。

これまで、子育ての相談を人にしても「あるよね、男の子だもんね」って言われてきたので、「みんなこんなに大変な日常を普通に過ごしているのか」「これで、2人も3人も育ててる人ってホントすごいな」ってずっと思っていました。

人それぞれ、ストレスへの耐性は違うのに、同じように仕事・育児をしているママと自分を比べて落ち込んでました。
でも本当は比べる必要はないんですよね。
旦那さんの仕事や実家・義理の家の協力・自分の仕事内容・子どもの状況は人それぞれ違うから。
大変すぎて、視野がせまくなり、自分を責めて負のループでした。

そして、自閉症スペクトラムは親の育児のせいではないと言われていますが、私がこんな風にネガティブだから、とか私が仕事ばかりしていたから、とか。関係ないことまで引っ張り出して、自分の事を追い詰めていました。

夫はかかりつけ医の面談が終わった後「いっくん普通なんだけどな」ってずっと言ってました。「普通」って定型発達のことですが、「普通であってほしい」という気持ちの表れだったのだろうと思います。

紹介状をもって子育て支援センターに行く。子どもは発達障害?

いっくんが面談へ行ったのは、それからわりと早かったです。2ヶ月でした。相談員さんと臨床心理士さんと親子3人で面談しました。その時、保育園とかかりつけ医からの紹介状がありました。

保育園からの課題と言われたこと

身の回りの管理ができない。
朝の支度・給食前後の片付け・帰りの支度・着替えができない。
荷物が散乱して手を付けないで歩き回り遊び始める。
個別に声掛けをしないと支度が進まない。
思い立ったらすぐに行動をしてしまう。
落ち着いて椅子に座ってられない。
いつもと違う雰囲気では走りまわってしまう。
正義感が強くていいことだが、他児とのトラブルが多くて、納得がいかないと大きな声で泣き、気持ちの切り替えに時間がかかる。
自分のペースでは行動ができますが、
集団になると行動に移すことが難しく遅れがち。

この時、記載してあった園での課題・気になる点はこのような状況でした。

支援センターの人の反応は?

まだ年少さんだしね。

というなんだか拍子抜けの反応でした。

その後、子どもの成長過程を説明しました。

何ヶ月でしゃべったとか、何ヶ月で歩いたとかそういうものでした。ズボラ母なので、正確に日付を記載していない日があったので、後悔しました。発達過程で気になることは、前回前々回の日記で記載をしている通りです。

その間何をしていたかというといっくんは臨床心理士さんと一緒にブロック遊びをもくもくとしていました。

そして、面談が終わった後には、とても素敵なヘリコプターが完成していました。

写真をみただけでこんなに作れるんですね。

パズルやブロックはとても得意でした。

4歳で80ピースのパズルを10分もかからずに完成させます。

構成する力は他の子どもたちよりも高いのかなとこの時感じました。

おまけ:発達障害児について考えさせられた本

みなさんは、「ケーキが切れない非行少年たち」という本を読んだことがありますか?

小説・漫画ともに発売をされています。

非行少年や犯罪に関わってしまう、巻き込まれてしまう少年少女の中には、知的障害や発達障害など遅れがあることもある。

でも、それに気づける大人に出逢えなかった人生だったり、劣等感を感じながら育っていたりする。

それを刑務所の児童精神科医の先生が診察をして、少年たちの成育歴などが読み解かれて書かれている本です。

ケーキが切れない非行少年たち本の感想

この本を読んで、私自身、少年犯罪への見え方に少し変化がでましたと同時に、

親としての不安と責任も改めて感じました。子どもと関わる全ての人が読んでもいいと思います。

この本を読んで、本人を頭ごなしに否定していないか。本人はどのように思っているのか。

それを尊重できているか。

大切に思っていることが伝わっているか。色々なことが頭を廻りました。

これまでの関りを振り返ると反省することも多々ありました。

これからも反省しっぱなしの子育てだろうけど。ぼちぼちやっていくしかない🙄がんばりまーす🤗

PR

発達障害を勉強し始めた時に読んだ本

私は発達障害について学生時代少しだけ勉強しましたが、夫に伝えることや自分の中で大きくなった不安を解決することが難しかったので、色々な本を読んできました。どんなことが苦手なの?これからどんな風に生きていくの?私は仕事をやめなきゃいけないの?この子はどんなサポートが必要なの?色々な感情がでてきました。その中でこの本に出逢いました。

基礎的な知識から、あらわれる症状別にどんな関わりがよいかなど書いてありますので、おススメです。

PR

この記事を書いた人

名前:ぐりーん 職業:作業療法士
フルタイムワーママです。週5~6日勤務。
集団行動が苦手、人間関係で体調崩して休職経験あり。自然と犬とピクミンが大好きです。息子は自閉症スペクトラムという障害を持っています。悩みながらの育児ですが、楽しく明るく幸せに3人でくらしています。

目次