療育に通うことになりますが、その療育が決まる前に、一度小児リハビリをしている病院で先生との面談がありました。
支援センター・市役所・保育園でこの間あったことや私の中での疑問を聞いてもらいました。
発達障害はよくなるの?支援学級選んだらずっと支援学級?生活の中で、どんなことに気を付けたらいいの?特性と個性の違いって何でしょう? 私一番の疑問。療育に通うべき?
結論!!!!
選んでもずっと支援学級というわけでもなく、年度の切り替えで学級を変えることは可能な市町村が多い!
パパとママがいっくんの味方でいてあげることが大切。
周りと本人が困っている・生活に支障がある。 それは特性と認識してもいいかもしれない。
一人で生きていける世の中じゃないから、誰かと関わったりしながら生きていくから、療育でそういう関わり方を学べたらいい。
そんな感じです。 では本編をどうぞ🌞
一度主治医の先生と面談。
検査の結果を踏まえてのお話し。 夫婦で来院、いっくんも連れて行きました。
疑問➀発達障害はよくなるの?支援学級選んだらずっと支援学級?
発達していく中で、特性が対処できることもありますが、今は周りの人の支援や環境を調整していくしかありません。
小学校に上がるころには普通学級か支援学級のどちらかを選ぶことになると思います。選んでもずっと支援学級というわけでもなく、年度の切り替えで学級を変えることは可能です。
疑問②生活の中で、どんなことに気を付けたらいいの?
本人が安心できたり、過ごしやすい環境がいいと思います。自信を無くしたり、不安が強いと二次障がいで、不登校や引きこもりなども生じることもあると言われています。
なので、パパとママがいっくんの味方でいてあげることが大切です。
疑問③特性と個性の違いって何でしょう? 私一番の疑問。
先生、特性で確かに大変なんです。でも、知的にも低いわけではないし。集団行動がとれないということはありますが、個性との違いってなんですか?
保育園では確かに集団行動がとれなくて、周りに迷惑が掛かっていますが、4歳の男の子なので、そういうのが苦手な子もいると思うんです。
でも、みんながみんな発達障害ってなるわけじゃないじゃないですか。
個性と何が違うのでしょうか?
明確な基準があるかと言われたら、それは難しい質問だと思います。
対人関係やコミュニケーションの中で問題が生じるか、生じないかという違いはあるかもしれません。
周りの環境が変われば、発達障害と言われないこともあります。
大人になれば自分の特性との付き合い方がわかり、生活の中での支障が小さくなることや障害とならないこともあります。
周りと本人が困っている・生活に支障がある。
そういう方を支援するために発達障害と枠を作っていると言ってもいいかもしれません。
注意!
先生個人の考えです!
そうか、極端だけどいっくんがどっか離島の少人数の地域で暮らしていたらちょっと変わった人って思われただけかもしれない。
生きている時代や国が違ったら、発達障害って言われなかったかも。
日本の制度が年齢別に小学校に入るではなくて、その子の発達や能力別に進学をする制度であったなら、発達障害って言われなかったかもしれない。
ひとまず、目の前のいっくんが困っていることやいっくんが過ごしやすい環境調整や円滑に人と関われる力が付けばいいんだな。
その間、いっくんは大人たちのことは気にせずに、待合室の本をひたすら診察室に運び、高い高い塔のように積み重ねて遊んでいました。先生も親もいっくんのことを見守りつつ自由にさせてました。
療育に通うべき?
リハビリをしているけど、療育に行く意味ってなんだろう。
生活の中で切り替えが上手になったり、自分の困っていることが伝えられたりできたら、それでいいんじゃないかな?
集団に合わせられるようにすることが療育?
集団に無理に合わせなくても生きている人はたくさんいる。
友達だって、気が合う人が少人数いればいいんじゃないかな?
私の中で、いっくんになぜ療育が必要なのかという答えが見つかりませんでした。
保育園で集団ができなくて困っていると聞きますが、いっくんを見ている先生が大変で、いっくんは困っているのかな?
集団と同じ行動をとれない、いっくんのことを一人の先生が個別についてみていないといけない。
確かに忙しい中、いっくん一人に先生が付き添わなければいけないことは大変です。
だから、サポートでお互いが困らないように、加配の先生をお願いしたいのですが。。。
それをしないのは保育園側の都合では?
本人が困っているというより、先生が困っているから療育?んー?なんだかすっきりしない。
職場で歯磨きをしながらぼーっと考えていると上司が話しかけてきました。
思い切って上司に療育って必要なんですかね?って相談をするとこう返ってきました。
親がずっと付いていてあげられるわけじゃないよね。
親の方が早く死ぬから。
一人になった時に他者と関わるスキルがないと本人が大変になるんじゃないかな。
一人で生きていける世の中じゃないから、誰かと関わったりしながら生きていくから、療育でそういう関わり方を学べたらいいんじゃない?
そうか。いっくんは今はまだ小さい子供だけど、将来は中年のおじさんになるんだもんな。
私がずっと近くにいるわけじゃない。
自立して生きていくために必要なスキルを身に付けなければいけない。
私は目の前の、近い未来ばかり気にしてました。
働くまでは集団行動が難しいと生活が成り立たないことが多いから、少し適応できるくらいにならないと大変だなということを考えてました。
将来を考えると療育に行くことでいっくんにとってプラスになることはありそう。そう思い療育へ申し込む決意をしました。
療育先を決めるまで。
このような感じで療育先を決めるまでにいくつか悩むことがありました。
どうして、療育に通う必要があるの?通ってどうなるの?何が目的?
その答えは「いっくんが自立するために必要なスキルを身に付ける」自立って、一人で頑張れる力じゃなくて、困ったら人に助けを求めたり、相談をできる力だったり、自分の気持ちを相手に伝えることだったり、そういうことに対して手助けをできる環境を用意する。そう思うと療育もいいかなと前向きになれました。
おまけ:療育機関って何をするところ?
療育機関では個々のお子さんに合わせて、身辺の自立や集団行動スキル・認知言語・運動面の能力・社会性の発達を促すことを目的とされています。
療育機関では、臨床心理士・公認心理士・作業療法士・言語聴覚士・理学療法士・保育士などの専門家が必要に応じて関わってくれます。
子どもの支援の一環として保育園や幼稚園と連携をとったり、パパママなどの家族に対する支援も行ってくれます。
相談する場所があるのは心強いですよね🥺