もうすぐ入学式です。わくわくとそわそわと私が落ち着きません。
息子は入学ということはわかっているようですが、まだ見ぬ世界へ希望と不安を抱えているのが生活の中でも見え隠れしています。
「学校いきたくないなー」「勉強やらなきゃ」など様々です。
自閉症スペクトラムの特性を持つ子どもにとって「見通しの立たないこと」は大きな不安の原因になります。

この記事では、我が家で実践している「時間軸」「TODOリスト」「専用カレンダー」の3つの工夫をご紹介します。
そんな準備のアイデアが、同じような悩みを持つご家庭のお役に立てば幸いです。
<この記事がおすすめの人>
自閉症スペクトラムのお子さんを育てているパパママ
入学を迎える発達特性を持つパパママ
教育・福祉関係など発達障害児をサポートしている人
自閉症スペクトラムの息子は、急な予定の変更や見通しが立たないことがとても苦手です。
小学校という新しい環境を安心してスタートできるようにするためには、「見通しを立てられる仕組み作り」がとても大切です。
日々の流れややるべきこと、そして今日の予定が「見える化」されていると、安心して落ち着いて行動できるようになります。
また、親である私自身も、すべての予定を頭の中で把握し続けるのは難しいもの。
子どもと予定を共有することで、私の負担も軽減され、親も無理なくサポートできます。
・時間軸
・TODOリスト
・カレンダー、
この3つの「見える化」は、息子の安心だけでなく、私自身の余裕や心のゆとりにもつながりました。

新しい環境への不安が大きくなりがちなこの時期。
小さな準備が、大きな安心を生む手助けになると実感しています。
同じように不安を抱えるご家庭の参考になれば嬉しいです。
自閉症スペクトラムの息子のための小学校入学準備


我が家では、息子の不安を少しでも軽減し、親子ともに余裕を持って過ごせるように、「時間軸」「TODOリスト」「専用カレンダー」の3つを取り入れました。
時間軸で考える
自分の一日の行動を時間軸を中心に見える化しました。
このように行動するのが正解ではなく、こんな流れで一日が過ぎますみたいな目安で本人に伝えました。
そうすると、だいたい9時ごろに寝ないといけないのかとか。
6時半に起きるとYouTubeがたくさんみれるのかと生活の中で目安ができるので、本人にもわかりやすくなりました。
Todoリストを共有する
自分のやりたいことを優先してしまい、やらなくてはならないことができなくなってしまう息子です。
YouTube・ゲーム・一人遊びをしてしまい、歯を磨くなどは後回し。
結果、寝る時間が迫ってきていつも母に注意をされてしまいます。
頭の中ではわかっているけれど、なかなか行動に移せないのです。
なので、息子が最低限やらなくてはならないtodoリストを紙面におこしました。


最低限やらなくてはならないこと。
きっとこれに夏休みはお弁当箱を出すとか水筒を出すなどの項目が追加されると思います。
やらなくてはならないことを「見える化」して、貼っておけば、あと何をしなければならないのかということを自分で確認してもらえます。
それで母の手間が減ることを狙っています😄
こちらも忙しいので、忘れてしまうことがあります。
息子と二人の目で確認できれば、少し私も気が楽です。
息子専用のカレンダー

我が家にはカレンダーが2つあります。
1つは息子専用カレンダー・もう一つは家族カレンダーです。
家族と言っても主に私が自分の予定を息子の予定で自分が動かなくてはならないことをまとめてます。
子供に把握していてほしいこと。
それは今日どこに行くかそれだけ記載しています。
放課後デイを利用するのか、それとも学童なのかです。ようは放課後の予定です。
息子カレンダー↓

家族カレンダー↓

まだ習い事はしていないので、習い事の予定は書いていませんが、その日何があるかを書いて
子供が見通しが立てられればいいと思っています。
見通しを立てて子ども安心と親の楽
・時間軸を作る
・TODOリストを作る
・専用のカレンダーを作る
これらは子どもに安心してもらうために必要だと考えてしましたが、親の楽にも繋がります。
自分一人で子供の事柄を把握することは難しいです。
見える化して子どもと親ともに把握することで、お互いを助け合うことができます。
子どももこのカレンダーを記載して見えるとこに貼るとこれ何?と興味を持ってくれました。

自分の予定を管理することはいずれ必要なスキルとなるので、
少しずつ習慣化できればと思っています。
子供の安心材料と親の楽のために作ることをおすすめします。
また、小学校生活を送ってみて、これが活用できているか載せますね。
まとめ
時間軸・TODOリスト・専用カレンダーというシンプルな工夫が、子どもに安心を与え、親の心にもゆとりをもたらします。
「予定を見える形にすること」は、将来的な自己管理の練習にもつながります。この体験が、同じような悩みを抱えるご家庭のヒントになれば嬉しいです。